初学者が独学で宅建試験に一発合格するのは無理です(言い切ってしまった)。しかし本当だと思いますよ。
ネット上で検索すると「独学」で「一発合格」する方が結構いますが、初学者の方は少ないはず。その多くが、実は例えば司法書士受験生だったり、行政書士試験の合格者だったりします。
宅建試験は簡単なイメージですが、ネット上の書き込みを鵜呑みにしてはいけません
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一般的な独学受験生の勉強方法は?
基本的に市販の「テキスト」「過去問題集」「模擬試験(書籍)」で学習を進めるスタイルだと思います。
- 序盤 市販のテキストを読む
- 中盤 過去問題集を解く
- 直前期 市販の模擬試験を解いてみる
- 10月の本試験 合格?それとも不合格?
司法書士試験とか行政書士試験など他の法律資格の学習経験者ならば、独学でも十分に一発合格が目指せます。理由は「民法を学習しているから」。
民法は1,000条近い条文で、なおかつ、大規模な法改正が行われました(2020年度の本試験でも数多く出題されました)。
宅建試験では出題傾向はあるものの、基本的には他の資格と同様に全体を学習します(細かい論点は勉強しませんが)。そんな民法を初学者の方が独学でマスターするのは大変です。
その点、通信講座では経験豊富な講師が出題傾向に沿った「わかりやすい」講義をしてくれます。
LECなど大手予備校の場合、スクールを代表する選抜されたベテラン講師が全国通信を担当します(LEC宅建講座なら水野健先生とか)
確かに初学者向けの宅建テキストも発売されています。動物のイラストとか分かりやすいですよ。しかし最近の判例問題とか対応できるか?というと疑問が残ります。
つまり初学者向けの市販のテキストはボリュームが足りない
さらにお金を浮かせようとして、古いテキストや過去問題集をヤフオクとか古本屋で買ったら最悪です。メインの宅建業法は法改正を繰り返しているし、民法は大改正が行われ、実際に2020年度本試験では数多く法改正分野が出題されました。
やはり、初学者の方が一発合格を目指すならば、「通信講座の受講」がベストです。
通信講座なら質問もできます!
なぜ通信講座を利用しないの?
そもそもなぜ通信講座を利用しないのでしょうか。一番の答えが「お金がかかるから」。
確かに講義時間が多いフルスペックタイプの通信講座だと、お値段が結構するケースもあります。
しかし最近では、ネット環境をフルに活用した「♪お値段以上、ニトリ~」みたいな低価格で充実した通信講座も。費用がネックの方は、このような通信講座を利用するのひとつの手です。
値段の安い宅建通信講座を比較!月額制(サブスク)で受講できる講座も
費用は合格後も含めてトータルで考えよう!手当もつくはず
宅建試験に合格して不動産業への就職や転職を考えているならば、会社にもよりますが、「手当がつく」ケースがあります。
このような手当ても含めて、トータルで費用を考えてください。
独学で不合格になって、さらにもう一年勉強を続ける。機会費用(ある選択を行ったことによって、得ることが出来なかった経済的価値)を考えてみましょう。
「毎月の手当て」×「12か月」= ?円
通信講座を利用して、少しでも早く合格すれば、費用は回収できませんか?ぜひ合格後も含めて検討してください。