合格率の高い通信講座として注目しているのがアガルート宅建講座。その理由は何でしょうか。
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そもそもアガルートって?
アガルート(正式名称はアガルートアカデミー)とは、司法試験や行政書士試験など難関法律系資格スクールです。
代表者は工藤北斗氏。元LEC司法試験講座の実力派講師の方です。現在はアガルートアカデミーをスタートされ、難関資格をメインに高い合格実績を誇っています。
▲アガルート宅建講座(画像は公式サイトから)
アガルート宅建講座の講師陣が凄かった。元大手予備校も
さて高い合格率の分析で、最初に注目したのが講師陣。
宅建ってやさしい試験の印象ですが、各種法律をガチで勉強するので、教え方ひとつで理解度も違ってきます。
2022年5月現在に在籍している講師を見たら、元大手のベテラン講師が多くてびっくり。
- 小林美也子先生(元LEC公務員講座)
- 林裕太先生(元資格の大原)
- 横田政直先生(元TACほか)
- 工藤美香先生
横田政直先生とか小林美也子先生など20年以上のキャリアがあります。
資格試験の講師は、終身雇用なんてことはなく、実力がある人だけが残る業界です。だからどれだけすごいことか。
工藤美香先生なんかは、宅建のほか、マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士講座も担当されている不動産資格のプロ。
指導経験が豊富なので、講師陣の評価は
ですアウトプットに力を入れている
次に高い合格率の理由として、アウトプット(問題演習)に力を入れている点です。
独学だと「市販テキストを読んで、過去問題集を解く」。これが定番。
効率よく合格を目指すなら、これはおすすめできませんね。
- どれが重要な肢で、合格に向けて絶対に落とせない肢がどれか分かりにくい
- 試験本番での解き方が分かりにくい
確かに過去問題集でも「重要ランクの表示」はありますが、肢レベルまで重要ランクの表示はされていません。
この点、「過去問解説講座」ならば、講師が落とせない肢など詳しく解説します。
複数のアウトプット講義で十分なトレーニング
アガルート宅建講座の場合、演習講義だけでも数種類あります。
コース名 | アウトプット講義 |
---|---|
入門総合カリキュラム | 過去問解説講座 模擬試験 |
演習総合カリキュラム | 演習総合講義 直前答練 模擬試験 |
ばく然と過去問を解くよりも、角度を変えてトレーニングすることで、より理解が深まり、得点力が上がります。
得点力養成こそ合格への決め手。十分なアウトプット講義なので
なお、講義で使用する過去問題集は、分野別の過去問題集です。これとは別に最新年度1年分の「年度別」過去問題集が1冊用意されています。
「年度別」は、昨年の宅建試験で出題されたそのままの試験問題なので、実際の試験を想定して取り組んでください。
忙しい社会人でも効率的に学習ができる工夫が満載
次に合格率が高い理由として、工夫がされている点に注目しました。
フルカラーテキストなので、重要ポイントが一目瞭然
アガルートではフルカラーテキストを採用しています。今のご時世、インク代も高いのに、です。
最初からカラーなので、「ラインマーカーを塗っているうちに、先生の話を聞き逃した」なんてこともありません。
ただLEC宅建講座のように、あえてモノクロのテキストを使用しているケースも。
私はLECでお世話になったんですが、マーカーを塗りながら(手を動かしながら)講義に望むと、何か達成感があるんですよね。だから、これは人によって評価が違う。
電車内で勉強する場合だと、最初からフルカラーテキストが便利だし、どちらも一長一短。なので評価は
音声ダウンロードも可能なWeb動画講義
アガルート宅建講座では、Web動画講義を採用しています。したがってスマホさえあれば、どこでも学習可能。
社会人たるもの、スキマ学習は当たり前。さらに先を行って「ながら学習」までやる必要があります。
風呂に入りながら、料理をしながら、掃除をしながら。そんな「しながら学習」に役立つのが音声ダウンロードです。
講義動画はオンラインで配信
便利機能で効率よく学習
音声ダウンロード・8段階の倍速再生・進捗率等の便利機能で,快適に効率よく学習を進められます。
1回の講義は10分前後
これも、スキマ学習・ながら学習に最適です。
また集中力が途切れることもありません。
質問も無制限
実際のところ、質問を使うケースは少ないです。
質問が出そうなところは、講義に織り込み済みです。それに細かすぎる点にこだわりすぎては、合格が遠くなります。
ただ、質問制度があるのはソレマル
挫折のリスクも低減。月1回のホームルーム
この制度も合格に役立っているはずです。月1回のホームルーム(講師による動画配信)。他の予備校ではあまり聞きません。
定期的に勉強法など動画配信があるので、中だるみになっても、そこでリセットできます。
担当講師は小林美也子先生(入門総合カリキュラム)、工藤美香先生(演習総合カリキュラム)です
毎月のアンケート(勉強方法と学習内容)をベースに小林美也子講師がお届けする毎月の動画コンテンツです。
(引用)毎月1回動画で配信ホームルーム、アガルート宅建講座「入門総合カリキュラム」
受験生共通のお悩みを解決するペースメーカーとしてご利用ください。
【比較】他のスクールのペースメーカーは?
中だるみを防ぐペースメーカー。他のスクール(通信講座)はどうなんでしょうか?
比較 | ペースメーカー |
---|---|
アガルート宅建講座 | 月1回のホームルーム |
フォーサイト宅建講座 | 受講生参加型のライブ講義「eライブスタディ 」 |
この他のスクール | 私の知る限りない |
アガルートとフォーサイトの共通点は「全国平均よりも高い合格率」。とするならば、ペースメーカーは高い合格率に役立っているはずです。
ちなみに会計系(簿記・税理士)の通信講座・ネットスクールは「収録講義」と「参加型のライブ講義(チャットあり)」の2本立て。宅建業界でも、ライブ型講義が標準装備になる日が近いと予想します。
月1回のホームルームはいいアイデアですが、個人的には参加型ライブ講義も実施してほしいので、
講義動画まとめ!チェックポイントも
実際に宅建講義を様子を見てみましょう。
林裕太先生(2022年度は、過去問解説講座・総まとめ講義・模擬試験を担当)
小林美也子先生(2022年度は入門総合講義を担当)
二人の先生とも、元大手スクールの講師(林裕太先生は資格の大原、小林美也子先生はLEC)とあって、話慣れています
もちろん相性もあるので、次のチェックポイントも参考に。
- 話し方(声量・抑揚・スピード・表情)
- 具体例は分かりやすいか
- 図解は使っているか
- 板書の量
- 字の読みやすさ
工藤美香先生(2022年度は演習総合講義を担当)
工藤美香先生。表情がいいですね。宅建のほか、マン管講座・賃管講座も担当されているので、ダブル資格も狙おうかな?と思わせてくれる先生です。
このほか2022年度の直前答練を担当する横田政直先生(←サンプル動画講義)。競売不動産取扱主任者講座も担当する不動産資格のプロです。
口コミと評判は?合格者の声も
ここで口コミと評判をまとめようと思いましたが、その必要はないようです。
アガルートの講師陣・カリキュラム・社会人でも続けられる工夫など、もう十分にわかりました。あとはしっかり消化(講義の視聴と問題演習の繰り返し)すれば合格しますよ。
ただ合格者の声は置いておきますね。実際にアガルート宅建講座を受講して合格した方の声を聴くことで、ご自分のこれからがイメージできます。
ゴール(合格)がイメージできればあとは簡単。淡々と消化するだけ。勉強というより作業に近い感じ。
実際に受講してみた感想は?
実際に受講を開始してみると,講義が10分~30分くらいと短いチャプターからなっているため,隙間時間で勉強が出来ました。中でも林講師の説明が具体的で,かつ時々寸劇的な説明もあり,知識をイメージで覚える事が出来ました。
(引用、アガルート宅建講座)
通学講座だと、休憩をはさんでトータル2時間とか3時間の講義となります。それに対してアガルートでは短い講義で構成されています。
したがって移動中などのスキマ時間の学習や、集中力に自信がない方にもおすすめです。
- 分かりやすい講師の講義を受けたい
- 法律資格に力を入れているアガルートを希望
- 費用を抑えたい
このほか学習が続けられる工夫や合格者の声は、アガルート宅建講座でご確認ください。
ということで、総合評価は
です