ツイッターなどを始めとしたSNSや、ネット上の匿名掲示板2ちゃんねる等で有名な書籍が「パー宅」こと、パーフェクト宅建シリーズ(住宅新報社)。
基本的なテキストから過去問題集、そして要点集や直前模試など、宅建士試験に特化した豊富なラインナップが特長です。
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パーフェクト宅建士 基本書
おすすめポイント
パーフェクト宅建シリーズの中核をなす基本書。問題集などとリンクをしており、この1冊に情報を集約することで、合格ラインの突破に必要な知識をマスターできます。
私が合格した年度は、ハイレベルな知識が掲載されたりとか、モノクロ印刷も堅いイメージでした。
現在は2色刷り・初学者でも理解できる説明・ですます調・図解が増えたなど、かなり読みやすくなっています
口コミと評判
アマゾンのレビューから。
動物さんが出てくる本とかがいやで、また、図表ばかりの本も私の場合はかえって記憶できず。それで字が多いこのテキストを選びました。ほか簡易なテキストとも比較しましたが、え?これだけじゃ受からないでしょ、というくらいスカスカの中身でした。その点パーフェクトは内容も十分で変化球問題にも対応できそうです。(引用 アマゾン)
あまりカラーの多い参考書は注意散漫になりやすいのだが、基本的に二色レイアウトの本商品は見やすく集中して取り組める。(引用 アマゾン)
類似商品との比較
比較対象はLEC宅建講座の出る順宅建テキストです。ともに過去問題集や要点集・模試などのシリーズの中核という位置づけです。
比較 項目 | パーフェクト宅建 | 出る順宅建 |
---|---|---|
出版元 | 住宅新報社 | LEC宅建講座 |
ページ数 | 685ページ | 309ページ(宅建業法)[1] |
ポイント | 信頼と実績のテキスト。読者特典あり[2] | 宅建指導歴39年のLECの合格ノウハウが詰まっている |
おすすめ度 | ||
販売ページ | アマゾン | LEC宅建講座 |
詳細 |
総合評価
以前よりも断然読みやすくなっています。
またシリーズになっているので、パー宅なのかLEC出る順なのか、1社で揃えましょう。それぞれがリンクされています。
- 全国宅地建物取引業協会連合会が推薦するテキストで勉強したい
- 伝統ある「パー宅」シリーズで合格を目指す
パーフェクト宅建士 過去問12年間
おすすめポイント
パー宅の過去問題集は12年分を収録しています。
他の出版社ではさらに収録年度の多い過去問題集が販売されていますが、消化不良せずタイパよく合格を目指すなら、10年分もしくは12年分ですね。
そして過去問題集を繰り返したら実力確認(合格ラインとの距離を測る)。これにはLECなど大手スクールの模擬試験の受験がおすすめです。
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この過去問題集は「問題編」と「解答・解説編」が取り外せるようになっています。
50問×12年=600問の収録であり、本も分厚くなり、その都度問題を解いて解答ページに移動するとなると、結構な時間と手間でストレスが。
その点、本書はセパレート式になっていますので、ストレスフリー。学習効率も上がります。
2018年度版までは10年分を収録、そして2019年度以降は12年分の収録と、パワーアップしています
口コミと評判
アマゾンのレビューから。
よほどのバカじゃ無い限り、これだけで十分です。(引用 アマゾン)
過去問としては全く問題ないのですが、どちらかというと基礎ができてて力試しや時間配分を確認する人向け。(引用 アマゾン)
類似商品との比較
比較対象はLEC宅建講座の「出る順宅建 ウォーク問過去問題集」です。ともに基本テキストと同じく、シリーズの中核という位置づけです。
なので、テキストと過去問題集はセットで揃えましょう
比較 項目 | パーフェクト宅建 | 出る順宅建 |
---|---|---|
出版元 | 住宅新報社 | LEC宅建講座 |
ページ数 | 850ページ | 342ページ(権利関係)[3] |
ポイント | 過不足ない12年分を収録 | 正誤理由がわかりやすい解説。大手予備校からできる「合・不合格者正解率」の掲載 |
おすすめ度 | ||
販売ページ | アマゾン | LEC宅建講座 |
詳細 |
総合評価
難化する宅建試験の傾向に合わせ、12年分の収録という嗅覚がすごい。やはり不動産資格の老舗。
- パーフェクト宅建シリーズのテキストを買ってしまった
- 問題編と解答・解説編の2つに取り外せるセパレート式が欲しい
パーフェクト宅建士 分野別過去問題集
おすすめポイント
「分野別」なので講義を受けたり、独学ならば市販テキストを読んだ後に、知識の定着に利用するのが正しい使い方です。
「すべてインプットを終えてから過去問」、これは不合格まっしぐらです。早期に本試験のレベルを知っておく。それにぴったりな体系別(分野別)過去問題集です。
口コミと評判
アマゾンのレビューから。
解説に1ページ割いていることもあり、非常に丁寧で分かりやすい。
右ページを隠すものが付属していないので、不透明な下敷きや厚紙があると使いやすいかもしれません。(引用 アマゾン)
解説が端的にまとめられていて自分に合っていた。ビジュアル的にもカラーページが多かったらもっとよかったです
これで勉強がはかどりそうです。(引用 アマゾン)
総合評価
解説は初学者向けの「詳細解説」と、学習経験者向けの「1行解説」。学習ステージに合わせて用意された2種類の解説がよくできています。
- インプットと同時並行して過去問演習をしたい人
パーフェクト宅建士 直前予想模試
おすすめポイント
本番直前に目を通しておきたい直前予想模試です。市販の模擬試験のため、その安さが特徴です[4]。
自宅や図書館など集中できる場所を選び、本試験と同様に2時間の時間制限を設定し挑戦してみましょう。時間配分など検討課題が浮かぶはずです。
なお、本書は市販の模擬試験のため、成績処理はありません。
宅建試験は相対評価で合格が決まります。したがって他の受験生の方との比較が大切。これにはLECなど大手スクールの模擬試験を受験することをおすすめします。
口コミと評判
アマゾンのレビューから。
ほかの方予想問題集は4回分あるので、この値段で4回分あれば嬉しいんだけどな〜。(引用 アマゾン)
作問の質が悪いうえに誤植が多すぎてまともに解けん
それでも解説が良かったりすればいいんだけど、解説もわかりやすくない
直近の民法の改正点を学びたくて買ったけどホントこれはクソ(引用 アマゾン)
過去問を何年もやるよりも、この問題集を理解して解けるようになれば十分です。
私は時間もなく、3部作分の2までは完璧に理解しましたが、3は解いたが難しい…
それでも十分合格できます。
マークシートはダウンロード出来るので、印刷したら何度でも使用可能!
直前となってますが、中間の力試しにも良い一冊だと思います。
解答速報の案内も自己採点の時役立ちますね♪
価格も含めてとっても良いなって思いました。
類似商品との比較
比較対象はLEC宅建講座の「出る順宅建士 当たる! 直前予想模試」です。ともに伝統と実績があり、外せない1冊です。
比較 項目 | パーフェクト宅建 | 出る順宅建 |
---|---|---|
出版元 | 住宅新報社 | LEC宅建講座 |
収録回数 | 3回 | 4回 |
ポイント | レベル別に3回分を収録 | 購入者特典として各模試の解説講義あり(Web動画) |
おすすめ度 | ||
販売ページ | アマゾン | LEC宅建講座 |
詳細 |
総合評価
本試験レベル3回ではなく、レベル別に3回なので、早い段階から使える模擬試験です。
ただ本試験レベルの問題を複数回受けたい方には、物足りなさも。
- 早い時期から模擬試験で実力確認をしたい
- レベル別の模擬試験を希望する
パーフェクト宅建士 一問一答 Pocket
おすすめポイント
重要問題(重要肢)だけを厳選し、一問一答形式の問題集にしたのが、パー宅の「パーフェクト宅建一問一答」です。
一問一答形式の問題集であるため、短時間で学習が完結します。したがってスキマ時間の学習に最適です。忙しい社会人の方におすすめ。
口コミと評判
アマゾンのレビューから。
コンパクトなので時間が足りなくても繰り返し問題を解く事ができます。説明がわかりやすく必要なポイントを押さえていて助かりました。(引用 アマゾン)
本年度からハンディで携帯しやすいタイプにはなっていますが、設問のポイント部分に赤の下線がひかれており、解説もサイズの割りに親切丁寧なので、優れた良書だと思われます。(引用 アマゾン)
類似商品との比較
比較対象はLEC宅建講座の「出る順宅建士 一問一答 ○×1000肢問題集」です。ともに膨大な過去問からマスターしたい重要論点を抽出しています。
比較 項目 | パーフェクト宅建 | 出る順宅建 |
---|---|---|
出版元 | 住宅新報社 | LEC宅建講座 |
ページ数 | 534ページ | 464ページ |
ポイント | 30年分の過去問から、得点に繋がる良質な問題を約1,000問ピックアップ | 宅建指導歴39年のLECが1,000肢を厳選。アプリと書籍でいつでも学べる!学習効果抜群のアプリ付き問題集 |
おすすめ度 | ||
販売ページ | アマゾン | LEC宅建講座 |
詳細 |
総合評価
単純に○×で答える形式なので、手軽に取り組めるのが特徴。
したがって「不得意科目を克服する必要は分かっているが、なかなか手を付ける勇気がない」、そんな受験生の方には突破口なるでしょう。
- スキマ時間を大切に使いたい忙しい社会人
- 伝統のパー宅が厳選した1,000肢で勉強したい
宅建合格塾 完全要点マスター (旧名:パーフェクト宅建士 要点整理)
おすすめポイント
試験に出そうな重要ポイント205を掲載。合わせて過去12年分の出題表もあり、本当に時間のない人向け。
口コミと評判
アマゾンのレビューから。
ページ左にまとめ、左に表とわかりやすく見やすいです。弱点の点検や総復習に良いと思います。コンパクトで持ち運びしやすいのも◎(引用 アマゾン)
類似商品との比較
比較対象はLEC宅建講座の「どこでも宅建士 とらの巻 短期決戦型速習テキスト」です。ともに試験に出るポイントを絞り込んでいます。
比較 項目 | パーフェクト宅建 | LECとらの巻 |
---|---|---|
出版元 | 住宅新報社 | LEC宅建講座 |
ページ数 | 533ページ | 533ページ(2022年度) |
ポイント | 試験に出る重要ポイントを205までに凝縮 | A・B・Cの3段階で重要度を表示、『深入り禁止』マークの表示など超短期で合格を目指す人に |
おすすめ度 | ||
販売ページ | アマゾン | LEC宅建講座 |
詳細 |
総合評価
重要度の高いポイントで構成されているので、問題演習の後の要点確認にも使えます。
- 重要ポイントをスキマ時間で覚えたい
- 本試験まで残り時間が少ない方
パーフェクト宅建士 聞くだけシリーズ(権利関係・宅建業法・法制制限・その他)
おすすめポイント
パーフェクト宅建のエキスを音声講義に凝縮したシリーズ。「聞くだけ」なので、移動中やスキマ時間に学習におすすめです。
なお、2018年度までは不動産実務に詳しい松田弘弁護士の解説講義でしたが、2019年度からは日建学院宅建講座が監修、プロナレーター・佐藤まり江さんの読み上げになっています。
安定した喋りです。
口コミと評判
アマゾンのレビューから。
宅建の勉強を始めるにあたってまずはどんなことを学ぶのか全体を把握しようと思い聞き始めました
知識ゼロの人が聞いてもほとんど何も分かりません
テキストなどを読んで内容を理解した上で復習用に聞くと効果的だと感じました
音声は聞き取りやすく親しみの持てる語りで素晴らしいです
またよく出題される箇所などポイントをおさえていて試験対策にも良いと思います(引用 アマゾン)
通勤、ウオーキング等の隙間時間にウオークマンに録音して活用しています。基本的な講義ですし、アナウンサーなので滑舌もよく、細かい部分まで聞き取りやすいです。楽して勉強でき、人目も気にする必要が無いので、気にいってます。試験日までの隙間時間に可能な限り繰り返し聴くつもりです。(引用 アマゾン)
類似商品との比較
比較対象はLEC宅建講座の「出る順宅建士 逆解き式!最重要ポイント555」です。ともに音声でインプットします。
総合評価
耳で覚える画期的な商品です。
- スキマ時間を有効活用したい
- 五感をフル活用して、効果的にインプットしたい
収録時間は次の通りです(2022年度の場合)。
宅建合格者の私は、パー宅で挫折しています(笑)
筆者は、試験勉強中にパー宅の過去問題集数冊使っていました。しかし個人的にはパー宅の解説は難しく感じました。というか挫折しています(笑)。
結果的には宅建試験に合格しましたが、正直なところパーフェクト宅建シリーズは消化不良に終わっています。
【挫折の理由】パー宅はレベルが高いから
決してパー宅の解説が悪いわけではなく、その当時の私の理解度が足りないからら。
同時に自分のレベルにあったテキスト・問題集を使いましょう。簡単そうに見える問題集でも繰り返し解くことで十分な実力が養成されるでしょう。
【最終評価】パーフェクト宅建シリーズが消化できれば、宅建士試験の合格は目の前(というか安全圏)
【まとめ】充実したラインナップは自信の表れ
パー宅は、基本テキストや過去問題集に始まり、予想問題集や模擬試験、一問一答に要点集と、その充実したラインナップに驚かれたはず。
もちろん大切なことは、ご自分の選んだ教材を何度も繰り返すこと。いろいろな書籍に手を出すより、絞り込んだ教材を徹底的に繰り返す、これは宅建士試験に限らず難関試験一般に当てはまることです。
住宅新報社は業界紙も発行、合格後におすすめ
なお、「パーフェクト宅建シリーズ」を制作・販売する住宅新報社は、不動産業界紙「住宅新報」を発行しています。
毎週1回の発行で、最新の市場や業界の動き、法改正など不動産に関連する情報が満載です。宅建試験合格に活用されるといいでしょう。