宅建試験は受験生のうちの85%近くが不合格になる試験です。しかし過去問を中心に周辺知識を補充すれば、合格可能性が高くなる試験です。これは難化した宅建士試験においても同様です。
LEC宅建ゼロ円模試 無料と侮るなかれ。全国規模、成績処理あり、すべて新作問題、会場受験もあり。宅建指導歴39年のカリスマ・LECが贈る渾身の無料模試→LECゼロ円模試はこちら
★詳細記事はこちら
松村保誠先生は過去問演習の重要性を説いている
しかし受験生の中には、他の教材まで手を出して失敗する方も多いと思います。そこで過去問の重要性と効果的な過去問学習の方法を解説した書籍が、松村保誠先生の宅建試験最短最速合格法です。
本書の帯には「3か月=200時間の学習で必ず合格」とありますが、これは法律知識の有無など個人差があるので無視した方が良いでしょう。もっとも「過去問だけで合格」とあるのは真実だと思います。
もし他のテキストや問題集への誘惑が断ち切れない受験生の方がいれば、迷わず本書をおすすめしたいと思います。過去問の重要性と効果的な使い方が分かるでしょう。
●「過去問」をやれば合格できる
本書で紹介する学習法は、「過去問を完全にマスターすることだけに集中する」というもの。
この方法ならば、200時間、3か月の勉強期間での合格が可能です。
本書では、「最短最速での合格を可能にする過去問の使い方」「テキストと過去問をどのように組み合わせて使用するか」「過去問学習の計画の立て方」など、3か月の学習で宅建試験に合格するための勉強法を紹介します。引用「アマゾン」
過去問で効率的に突破する!「宅建試験」勉強法
こちらも松村保誠先生による書籍です。タイトルにもあるように、過去問学習をテーマにした書籍です。
したがって最初に紹介した『宅建試験「最短最速」合格法』と重なり合う部分はあります。
内容(「BOOK」データベースより)
過去問を読むだけ!何度挑戦してもダメだった人も3カ月以内で絶対合格をめざす!ムリなくムダなく学習できる、正しい勉強のやり方最新版。引用「アマゾン」
評価
この松村保誠先生が書かれた書籍は、過去問学習の重要性を一貫して解説されています。また「過去問を読むだけ!」という表現もあります。
その一方で、旧宅建試験から新試験制度である宅建士(宅地建物取引士)に格上げされたわけですが、権利関係はもちろんのこと、暗記重視で得点が取れた宅建業法も難化しています。
つまり以前のような「単なる過去問の繰り返し」や「暗記」では、高得点を狙うことは難しいと思います。

ただし宅建試験に限りませんが、資格試験は合格ラインの突破さえすればよく、この「合格ラインを超えさえすればいい」と割り切れば、松村保誠先生の学習法は合理的な学習法と評価できます。
【先着100名さま】あの人気講師が合格戦略を教えます
→プレゼントページはこちら
過去問+問題演習で実力をつける
厳しいことを言えば、合格者層は過去10年分程度の過去問は確実にマスターしています。したがって過去問学習は当然で、難化する宅建士試験の合格には、大手スクールや通信教育で、豊富な問題演習をするのがおすすめです。