第2の不動産マーケットとして一般人も注目する不動産競売。しかしトラブルも多く、それを防ぐと期待されているのが競売不動産取扱主任者です。
宅建試験とも親和性が高く、ビジネスチャンスの拡大も
そんな競売不動産取扱主任者試験ですが、合格率は30%前後と高く難しくない一方、出題範囲は広く、忙しい社会人の方なら通信講座を利用してメリハリのある学習をしたいところ。
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2020年まではLECで通信講座を開講していたが
2012年から2020年までは、LEC宅建講座が試験対策講座を開講していました。
試験実施団体(一般社団法人不動産競売流通協会)監修の公式テキストを用いて、ポイントを絞って6時間で解説する効率的な通信講座です。
しかし、宅建試験と比較して受験者数が少ないためでしょうか、2020年をもって休講しています。
【関連】競売不動産取扱主任者試験の合格へ!失敗しない通信講座の選び方ガイド
競売不動産取扱主任者講座は、LECのほか、TAC、スタディング、フォーサイト、ユーキャン、クレアール、資格の大原、伊藤塾などでは開講していません。
アガルートアカデミーで通信講座を開講。
時は経ち、司法試験予備試験などの難関資格で指導に定評があるアガルートで、競売不動産取扱主任者講座「ゼロから合格講座」を開講しました[1]。
29時間の講義時間と十分なボリュームがあるので[2]、「不動産競売の概要」「民事執行手続き」「民事法その他の法令」がしっかり学べます。
「民事法その他の法令」は宅建試験で学習した知識が活かせます
令和5年度合格率は85.0%(全国平均の2.47倍)
開講2年目の令和5年度受講生合格率は85.0%(全国平均の2.47倍)[3]という高い合格実績を残しました[4]。
競売不動産取扱主任者講座は令和4年に開講と新しい講座でしたが、すでに司法試験や行政書士試験など、難関資格で高い合格実績を残していました。
その合格ノウハウが生かされています
公式テキストに完全に対応
競売不動産取扱主任者試験のように、公式テキストがある民間資格の場合、テキストのマスターが最適です。もっともページ数が多く(A5判438頁[5])、独学だと挫折するケースも。
そこでアガルートでは、公式テキストに完全対応し、合格に必要な知識を29時間の講義にまとめました。
大手予備校でも活躍する横田政直先生が講義を担当
動画講義を担当するのは、不動産資格のプロ講師・横田政直先生です。
競売不動産取扱主任者はもちろんのこと、宅建、賃貸不動産経営管理士などの資格を持つ不動産資格の専門家です(杉並区議会議員の経験も)。
LEC、資格の大原、TACなど大手予備校での指導経験も豊富。わかりやすい講義です。
横田政直先生のガイダンス動画「ゼロから合格講座 サンプル講義」
授業の進め方は?サンプル講義を受けた感想
上のサンプル講義を見ていただくとお分かりになりますが、
- テキストの重要部分を中心に解説(マーキングなど)
- ホワイトボードの図解で、複雑な制度もスッキリ理解!
と、大手予備校では基本的な講義の進め方です。
まずテキストを読み進み、重要部分を中心に解説します。
独学で公式テキストを最初から最後まで理解するのは、時間が足りないし、重要度も分かりづらく不合格まっしぐらです。
やはり、試験に出る重要ポイントを中心に、効率よく学習するのが合格への近道です。
そして横田政直先生の講義の特長は、わかりやすい図解で説明する点です。講義を見て感じることは「話慣れている」ということ。なるほど指導歴が20年近いベテラン講師という感じ。
勉強の進め方は?
競売不動産取扱主任者試験に限りませんが、インプットだけでは合格はできません。
演習問題集をマスターし得点力をつけることで、合格できます。つまり学習の流れは次の通りです。
- 横田先生の講義で試験に出るところを理解する
- すぐに演習問題集で知識の定着へ
- 間違ったところは、テキストの復習や、当該部分の講義を再視聴
あとはこの繰り返しです。何も考えずに流れ作業のように淡々と進めてください。
もちろん質問制度も用意。
ここでアガルート競売不動産取扱主任者講座の「ゼロから合格講座」のおすすめポイントをまとめます。
- 指導経験が豊富な横田政直先生が講義を担当。
- 1回の講義が10分前後なので、スキマ時間で視聴できる
- 動画講義はオンラインなので、いつでもどこでも勉強できる。また分からないところを再視聴することも可。
- 動画講義は倍速機能付き。集中したい方や、忙しい社会人の方におすすめ
デメリットは?
デメリットは、補助レジュメ等はあるものの、講義中で使用する「公式テキスト」と「演習問題集」は自分で用意する点です。
公式テキストと演習問題集の2冊で約6,000円です。結構高い。
もっともアガルートでは合格特典があり、条件に合うと5,000円分のアマゾン券が支給されます(2024年8月15日現在)。これで書籍代はトントンでしょうか。
- やる気アップにつながる
- 実質的に受講料を安くできる(私的にはこちらが魅力)
このほかアガルート競売不動産取扱主任者講座では、試験の内容や勉強法が分かるガイダンス動画やサンプルテキストなどを用意しているので、要チェック!
【動画】「ガイダンス動画」
【まとめ】講座内容
ここで講座についてまとめます。
項目 | アガルート |
---|---|
講座名 | 2024年合格目標 ゼロから合格講座 |
担当講師 | 横田 政直先生(元LEC・TAC) |
講義時間 | 約29時間 |
質問 | できます |
受講生合格率 | 85.0%(全国平均の2.47倍、令和5年度) |
合格特典 | 5,000円のアマゾンギフトカード |
無料体験 | あり |
注意点 | 公式テキストは別売り |
受講料 | 32,780円(税込) |
無料体験 | あり |
公式サイト | アガルート競売不動産取扱主任者講座 |
【令和6年度】試験日など実施スケジュールと願書(受験案内)の入手方法などまとめ
2024年7月現在、令和6年度試験のスケジュール等が発表されています。
最後に令和6年度(2024年度)の試験日などまとめます。
- 願書(受験案内)の配布期間 2024年8月1日(木)~2024年10月31日(木)
- 入手方法(配布場所) 大型書店や不動産協会各県本部・支部など。このほか試験を実施する不動産競売流通協会に請求することも可能!
- 受験料 10,900円(消費税込)
- 試験日 2024年12月8日(日)14:00~16:00。解答速報はこちら→【参考】みんなの解答速報
- 合格発表日 2025年1月15日(水)9:00
当協会のホームページ内、合格者発表ページに合格者の受験番号を掲載します。
ネットでの出願が便利でおすすめです
このほか詳しい実施スケジュールについては、試験を実施する不動産競売流通協会サイトで要チェックだYo!
参考文献
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2022年4月開講
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令和4年度の講義時間は22時間、令和5年度は32時間と10時間増え、令和6年度は29時間とコンパクトにして受講生の負担軽減に。
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開講1年目の令和4年度のアガルート受講生合格率は86.3%(全国平均の2.8倍)
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有料受講生の合格数。資料請求、無料講座のみの受講生の方は含まず。受講生合格率は、合格発表後のノベルティ付きアンケートの結果による
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公式テキスト「4訂版 競売不動産の基礎知識」 A5判438頁 価格: 3,630円(税込)出版社:住宅新報出版、公式問題集は「競売不動産取扱主任者 演習問題集」 A5判244頁 価格: 2,800円(税別)一般社団法人不動産競売流通協会監修